先生を替えても必ずいいとは限らない
タイトルの通りなのですが、理由は至極単純です。
「お子さんが先生との授業に慣れてきた頃にまた別の先生に替わる」。
そのストレス軽減のため。
また、学習の習慣がつきつつある状況で親御さんが短期的な成果を
求めるあまりに「成績が上がらないから先生を替える!」。
こうなってしまっては、お子さんが誤解をしてしまうこともあるのです。
成績が上がらないから先生を替える。
↓
先生の教え方が間違っているんだ。
↓
今の勉強の仕方は間違っているんだ。
勉強の仕方は決して悪いわけではないのに、その習慣が中断してしまう。
その後、新しくきた家庭教師の先生の指導が前の家庭教師の先生と似ていた場合、
お子さんは必ずと言っていいほど混乱します。
ただでさえ慣れてきた先生を替えられて、新しい対人関係でストレスを感じているところ。
そうなると学習の習慣どころじゃありません。
学習そのものに疲れてしまうことも、十分に考えられます。
「家庭教師が授業をすっぽかす」
「指導内容がいい加減」
そんな言語道断の場合もありますが、そうでない場合は慎重に検討しましょう。