お食事も出さないといけない?
先にお話しした、「お茶とお菓子って出すもの?」
の続きのような感じになります。
こちらも
「頂けなくても大丈夫。」
となります。
家庭教師の仲間内で情報交換する際に、
「ご家庭でお食事まで頂けておいしい。」
なんて浮かれていた人はいなかったように思います。
もちろんですが、嫌がっていたわけではありません。
親御さんから、「親睦を深める(=教師の人柄を知りたい)」という
気持ちでお誘い頂いているのは分かります。
そして、お子さんと勉強以外のお話をする数少ない機会でもあります。
ですので、先方様に失礼がないようにという気持ちの方が強かったと
記憶しています。
指導を始めた当初はもちろんですが、自分で
「信頼関係が築けてきたかな。」
と思っていても、多少は緊張はしていたものです。
たとえば食事の席で突然、親御さんに、
「うちの子は(成績が)伸びるかな?」
と聞かれた時には、大いに困惑したものでした。
成績が伸びる、伸びないなんて誰にもわかりません。
しかしながら、教師の意気込みを示す必要があると思い、
当時まだ学生だった私は勢いのままに、
「大丈夫です!」
と言っていました。
そのお子さんは無事に志望校に合格なさいましたが、今にして思えば
無責任なことを言ってしまったと反省しています。
話が少しそれてしまいましたが、食事は親御さんが先生の人柄を知る
いい機会になる、ということです。