残念な結果に終わった場合
残念な結果(不合格)に終わった場合、投資をしてこられた親御さん、
担当の家庭教師、それぞれの立場の大人は大いに落胆します。
私もかつては大いに落胆しました。
年単位で指導したお子さんのことは、もう人ごとなどではないのです。
でも、一番落胆なさっているのは他の誰でもないお子さんです。
おそらくは人生で最初の挫折となるのでしょう。
親御さんはまず!何をおいても!
努力を積み重ねたお子さんを褒めたたえてあげて下さい。
その上で家庭教師の先生と一緒に、
「努力が無駄になったなんてことは絶対にない。」
ということをお話ししてあげて下さい。
学習の習慣がついた、これはある意味で志望校の合格と同じくらい大きなことです。
人生は一生勉強、それを考えますとお子さんは一生通用するスキルを得たに等しいのです。
落胆した心を奮い立たせるには時間が必要でしょう。
しかし、世の中、それを待ってくれないのが実情です。
その中で次のお子さんの進路を決めて、新しいスタートを切らないといけません。
親御さんにおかれましては、
「子供は努力を重ねて、立派になった。」
と、お子さんを誇る気持ちを忘れないでください。
ご近所の方とのお話などで、間違ってもお子さんを卑下なさるような発言はなさらぬよう。
そういう話って、意外と本人に伝わるものです。