引きしめるところはビシッと!
家庭教師として指導を続けていると、毎回毎回が平穏なまま過ぎる
わけはないとだんだん分かってきます。
お子さんを受け持ってから数ヶ月経つと、お子さんが「新しい先生」に
対して心を開いてくれ、授業がスムーズになっていくのを感じます。
親御さんも先生とコミュニケーションを取れて、充実感を感じることも
あるでしょう。
そんなときだからこそ、気の緩みというのは出やすいものです。
お子さん、教師のどちらに限らずに授業中の私語が増えてきたり、
休憩が長くなってしまったり、そういうケースがあるかも知れません。
家庭教師の側にそういうことがあるなど、言語道断ですが万が一に備えて
お話をしています。
そういうとき、しっかりと「モノ言えるかどうか」。
これが今後のお子さんの成績を左右すると考えましょう。
親御さんが叱る相手が家庭教師であれ、お子さんであれ、
「これは授業なのだから。しっかり勉強しなさい!」
と手綱をしめることが重要です。
いきなり厳しく起こる必要はないかとは思いますが、
「少しおしゃべりが増えてないかしらね?」
と釘をさせば(少なくとも家庭教師は)本来の目的に立ち戻って、
気を引き締め直すことでしょう。