プレッシャー その2
家庭教師のキャリアを積んでいくと、依頼自体も徐々にですが増えてきます。
派遣会社は基本的に制限などしません。
「お好きなだけどうぞ。でも、いい加減な指導はしないでね。」
こういうスタンスです。
限られた時間の中でどれだけお子さんに効果の大きい指導をしていくか?
ということにものすごく集中します。
「大学のレポートがあるから。」
「定期試験があるから。」
こんな理由での授業の振替など論外です。
受験シーズンに風邪を引くのもご法度です。
お子さんにとって一番大事な時期に、お子さんにうつしてはいけない風邪をひく。
スポーツ選手がオリンピック中に風邪をひく、大げさかも知れませんが、
それと似ています。
そんな選手をどう思われますか?
家庭教師がそうなってしまうと、
「肝心な時期に風邪を引く家庭教師」
そんなレッテルを貼られてしまいます。
こういった色々なプレッシャーを感じながら、家庭教師はお子さんの指導に
尽力するのです。
だからといって変なお気遣いは不要なのですが、
「先生って、普段はどんなことを考えてうちの子を指導してるんだろう?」
そう思われた際の参考までに。