変化は意外なところに出てきます
お子さんの成績がいまいち伸び悩む、そういう事態になってしまったとき。
家庭教師だった私が提案していたことの一つが、
「ノートの中身をみてくれませんか?」
というものでした。
プロの家庭教師というものは、「その場限りの問題の解き方を教えるだけの
『解答マシーン』ではない。」ということです。
もし、家庭教師がいなくなっても、お子さんが自力で勉強して成長できるように
習慣づけをおこなうものだ。
そういう意識があるものです。
そのため、家庭教師は授業の際には「問題をどう解くか」ということ以上に、
「普段の学習をどうするか」ということを意識して指導します。
その最たるものが「ノートのとり方」です。
中学、高校くらいまでは以下のことが言えます。
「勉強のできる子 = ノートをとれる子」
もう少しお話ししますと、以下のようになります。
「ノートをとれる子 = 頭の整理が出来る子 = 勉強の習慣づけの出来た子」
ノートをどうとるかは、家庭教師のノウハウであり企業機密でもありますので、
今はお話しできません。
申し訳ございません。
ただ、冒頭でお話しした、成績が伸び悩んでいるお子さんの親御さんへの提案。
「ノートの中身をみてくれますか?」です。
実際にお子さんのノートを親御さんにご覧いただき、指導方針など説明しましたら
ご納得いただけました。
家庭教師が直接、お子さんに指導できるのはせいぜい週に数時間。
お子さんが自分で学習なさるのはその数十倍。
その時間をどう活用するかは家庭教師の腕の見せ所、そういったお話しになるのでしょう。