女の子には女性の家庭教師がいいの?
女の子に家庭教師をつける際、親御さんが注意なさる部分でもあります。
結論から申し上げますと、こうなります。
「親御さんが安心で、お子さんも女性同士が安心。」
「それならば女性の先生をお願いして問題ない。」
家庭教師を選ばれるのは、親御さんとお子さん。
その選択は自由ですので、遠慮など必要ありません。
ただ、「同じようなことをお考えの方はとても多い」ということもお忘れなく。
私の指導経験の中でのお話になりますが、「科目」も「経験」も問題なくマッチ。
でも、親御さんが「女性教師希望」ということでお見送りとなったケースは
たくさんありました。
そして、その「女性教師」は同じようなご希望をお持ちの親御さんからの
リクエストにより依頼殺到。
本人は「一度にたくさんの指導は無理。」とお断りになっても派遣会社に
頼みこまれ、結局、大変な多忙となり体調を崩す方もいらしたほど。
当時の家庭教師の派遣会社は、待遇を良くしてでも女性教師の確保に
走っていたのを覚えています。
結果として、女性教師にお願いすると、
「なぜか先生が決まらない。やっと決まったと思ったら授業料が高額!」
なんてこともあったのです。
その一方、「男女は問わない。」と言って下さるご家庭には私も喜んで伺い、
熱心に指導しました(もちろんどの生徒様にも熱心ではありますが)。
ご心配なのは分かりますが、きちんとした教師のご家庭での指導であれば、
さほどこだわる理由もないのかも知れません。