勉強の成果はすぐ出るものではない
家庭教師をお願いする理由の一つとして、「学校や塾の授業についていけないから」
というお子さんもいらっしゃいます。
私もこの理由で指導をした経験がございます。
こういったお子さんの指導で一番注意したのは、「焦らない。じっくりと基本を繰り返す。」
ということです。
後でも同じことをお話しますが、「勉強の成果はすぐ出るものではない」のです。
花を咲かせるかのように、植物の種をまいて、芽が出て、花が開くまで長い間我慢して
お世話をしないといけません。
同じようにお子さんが基礎を身につけて、それを自在に操れるようになるまで我慢が必要です。
頑張っているお子さんは、その過程で何度か失敗をしたりあきらめかけたりするかも知れません。
そんな姿を見守り、家庭教師と一緒に育てていく。
そんな姿勢が望ましいかもしれません。
ここで最重要ポイント!
基礎教育が終わるまで、勉強を好きでいてもらうには勉強する「よろこび」を知ってもらう
ことが何より大切となります。
・少しでも頑張った
・小テストでもいい点数をとった
そういう小さな成功をほめてあげることは何よりも大切です。
親御さんご自身の学生時代を思い出して下さい。
「先生が楽しい人だから歴史が好きになった。」
「ほめられて嬉しくて、本を読むようになった。」
そういうご経験がおありではないでしょうか?
これと同じことなんですよ。