家庭の事情で家庭教師の合う・合わない
子供の学力を上げたい場合、「とにかく家庭教師の先生に来てもらえばいい」と、
そう単純な話でもないのです。
大事なお子さんの勉強をお願いするのですから、親御さんも一緒に頑張る。
そのくらいの責任感が必要です。
かつて私の受け持ったお子さんの親御さんで、こんな方がいらっしゃいました。
授業中に、
「ちょっと買い物に行ってきますから。あとお願いします。」
と、お出かけなさろうとしたのです。
これでは家庭教師も困ります。
「生徒さんが体調不良を訴えたりなさったらどうしよう?」
そう考えました。
家庭教師はご近所や、お知り合いの親戚の方とは違うのです。
お金を頂いて、勉強を教えに来ている職業人なのです。
「ちょっと留守をお願いします。」
そうなると次回からの指導をお断るする場合もあります。
もし、ご家庭の事情で親御さんがついてあげられない場合は勉強の機会として、
家庭教師に近い個別指導塾なども考えてみるといいでしょう。